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10. リーダーの内省は、チーム改善のきっかけ

皆様こんにちは。リーダーシップブログ担当の庸介(ようすけ)です。
 

現代のリーダーに求められる大切な力量のひとつが、内省力です。
 

私の場合は毎朝10分を、瞑想という形で内省の時間に充てています。
 

内省は仕事の中で一度立ち止まり、自らのちょっとした感情に目を向け、それを仕事の現場にとって、意味ある知恵に変える力となります。
 

たとえば私自身、チームメンバーが優先度の低い業務に注力し「仕事をしている風」を演じる姿に苛立ちを覚えた経験があります。
 

しかし、内省を進めると苛立ちの原因が自分自身にあると気づきました。
 

実は私自身の心の奥底に「有能な人間がカバーしてくれるから、まあいいか」という諦めが根を張っていたのです。
 

こうした状況は、見過ごされがちですが、いずれジワジワと生産性を下げ、チームメンバーのモチベーションを削ぎます。
 

チーム全体がオーバーワークに陥り、不公平感が生じるリスクもあります。

「自分だけ大変だ」「あの人は楽をしている」といった感情はチーム内の信頼関係を大きく損ないます。
 

この段階になると、黄色信号が灯っています。
 

内省は、チームを少しずつ侵食するこうしたリスクを感じるきっかけとなります。
自身の苛立ちという負の感情を直視すれば、それを通じてチーム内の不満やメンバーの疲労にも、目が向くようになります。
 

ビジネスの現場では、仕事に忙殺され、内省する時間もないと感じがちです。
しかし、リーダーが「とにかく頑張るしかない」という思考に陥りそうになった時には、一度立ち止まる必要があります。
 

こうしたプロセスは、日々の現場の中で、私自身が内省の意味と手応えを深く感じ取った事例なのです。

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