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リーダー必見の詩~踏み出せばその一足が道となる~

皆様こんにちは。リーダーシップブログ担当の新井 庸介です。
 

本日は、私がリーダシップの参考にしている「道」という詩を紹介します。
  

この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
 

これは、プロレスラーのアントニオ猪木さんが、1998年に自身の引退セレモニーのスピーチで紹介した詩として知られています。
しばしば、一休宗純の言葉と誤解されますが、作者は愛知県碧南市出身の大正時代生まれの宗教家・哲学者である清沢哲夫氏です。

各種メディアで紹介され、猪木さんの没(2022年)後にはSNS等を通じて、再び浸透しました。
 

「危ぶむ」という言葉は、不安に立ちすくむ姿を想起させます。
先行き不透明なVUCA(ブーカ)時代においては、その心理的重圧はさらに増すでしょう。
しかし、こうした時代だからこそ、自ら道を切り拓くリーダーシップが必要です。
 

「踏み出せばその一足が道となる」という言葉を通して、猪木さんは、私たちに何を問いかけたのでしょうか。
天国の猪木さんに聞いてみたい気がしますが、ここでは私なりの解釈を記します。
 

不安のなかで一歩を踏み出すとは、漠然とした「不安」を具体的な「課題」に落とし込み「仮説を立てて実行する」勇気に他なりません。

実行して初めて仮説の検証が可能になり、次なる行動の指針が得られます。
 

ビジネスも人生も、計画通りに進むケースの方が稀です。
動いてみて初めて、進むべき道が照らし出されます。
 

また、この「踏み出す一歩」には、リーダーシップの神髄とも言える「内省」の意義が含まれています。
 

「自分は何を大切にしているのか」「不安を、どう課題と捉え直したか」「どのような仮説に基づき、どんな決断を下したか」。

一歩を踏み出す判断には、その人の価値観や、働く哲学、生きる哲学が如実に表れます。
 

つまり、行動は〝自己との対話〟そのものなのです。
 

さらに、リーダーの踏み出す一歩は周囲へと波及します。
その姿はチームや協働者に進むべき道を示し、組織に心地よい緊張感をもたらします。

「まずはやってみよう」という前向きな風土を醸成し、メンバー一人ひとりの主体性と、次世代のリーダーシップを引き出すエンジンとなります。
 

己の道を切り拓くと同時に、他者の道をも拓き照らし出す。
踏み出す行動を通じて自己理解を深め、周囲の主体性をも呼び起こす。
それこそが、リーダーシップの根源にあるものです。
 

令和の今、あらためてリーダーシップの観点から、この詩が説く「一歩踏み出す」精神を深く見つめ直し、心に刻みたいものです。
 

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