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17. 「話す」より「話してもらう」 ~メンバーの成長を引き出す1on1の本質~

皆様こんにちは。リーダーシップブログ担当の庸介(ようすけ)です。
 

本日は、リーダーがチームメンバーの成長を支援する面談として普及した1on1(ワン・オン・ワン)ミーティングについてお話しします。

グーグルなどIT企業で導入が進み、日本でもヤフーの取り組みなどが契機となって、徐々に拡がりました。
 

1on1ミーティング(以下、1on1)は、メンバーの成長を引き出すための「舞台」です。

評価や指導の場ではなく、本人が自ら課題に気づき、前進するための時間として設計される必要があります。

そのためには、対話のための環境づくりと傾聴が必須です。
 

リーダーの役割は「話す」ではなく「話させる」です。

主役であるメンバーが発言量の7割以上を占める状態が理想です。
 

リーダーは、つい熱心に話しすぎて、自分の考えを伝えたくなるもの。

ですが、ぐっと言葉を抑えることで、メンバーは自分で考え、気づき、成長していけるのです。
 

そのためには、事前にテーマを共有し、当日は、本人が安心して意見を話せる雰囲気づくりが欠かせません。
 

とはいえ、実際の1on1では、単なる雑談だけで終わったり、あるいは業務報告に流れたりする状態も少なからず生じます。
 

そこで重要になるのが、「否定されない」「評価されない」「押しつけられない」空気づくりです。

軽い雑談から始めるのは効果的で、週末の過ごし方や最近のニュースなど、自然な会話が心をほぐし、対話の入口となります。
 

会話が始まったら、さらに、話題を深める工夫が必要です。
 

例えば、「現在の業務で困っている内容」から入り、状況に応じて「職場環境の改善点」の話に発展させたり、あるいは話の流れに応じて、「必要なスキル」「今後挑戦してみたい業務」等へ広げる誘導によって、メンバーの内省と自己理解が進みます。
 

コメントや評価は後日に回し、1on1ではメンバーが考えを出し切る対話を最優先にします。
 

面談の頻度は週1回〜月1回、30分〜1時間が目安ですが、現場に合わせて柔軟に調整すれば十分です。
 

面談の最後に、話した内容を具体的な行動につなげる働きかけが、成長のカギとなります。

「次回までに〇〇をやってみます」と、自身の言葉でアクションを設定するように導けば、成長が加速します。
 

1on1ミーティングは、安心して話せる環境を整え、傾聴を通じて成長を引き出すリーダーシップの実践の場です。

「話す人」ではなく「話させる人」として「対話の舞台」を整え、実効性のある1on1を実現しましょう。

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