皆様こんにちは。リーダーシップブログ担当の庸介(ようすけ)です。
今、早起きが習慣になっています。以前は8時近くまで寝ていましたが、今では5時半前後に自然と目が覚めます。起きたらまず水を飲み、瞑想、軽い運動、読書。この1時間ほどが、心と身体を起動させるルーティンです。
ビジネスリーダーにとって、「内省力」はとても重要です。単なる販売戦略やタスク管理ではなく、「なぜこれをするのか」というビジョンを、自己の内面から掘り起こす力が必要です。
早朝は脳がフレッシュな状態なので、集中を高めやすい時間帯です。ですから、事業のビジョン形成を行う際に、より深く思考し、多角的な視点から検討することができます。
「どういう会社にしたいのか?」
「どういう社会課題を解決したいのか? 」
「どういう価値を大事にしているのか?」
など事業の核となるテーマです。
その内省に最適なのが、静かな朝の時間。これは私の確かな実感です。同時に、多くの著名なリーダーたちが、朝のルーティンを通じて前向きな気持ちで一日をスタートさせていることが、各種メディア記事や取材からも読み取れます。
例を挙げれば、アップルCEOティム・クック、Amazon創業者ジェフ・ベゾス、スターバックス元CEO・ハワード・シュルツといったリーダー達も、毎朝早く起きて運動や瞑想、あるいはその他のルーティンを大切にしています。
心を整え、朝の静寂で思考を深めることで、未来を描く素地が整います。結果、チームに伝える言葉にも力が宿り、共感と行動を引き出せるのです。
私自身、始めてまだ日は浅いですが、確かな効果を実感しています。習慣化のきっかけとなったのは『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著)という本でしたが、今では朝時間に関する本は多く出回っており、選ぶ楽しみもあります。
朝の澄み切った空気は、思考の質を変え、リーダーとしての質も変えます。早起きは特別な才能がなくても出来る上に、内省力を高め、スタッフや顧客、地域社会などのステークホルダーから、自身のビジョンへの共感と行動を引き出す素地を生み出します。地味ながら、即効性あるリーダーシップ醸成方法なのではないでしょうか。